久しぶりの更新になります!
Twitterではわーわー言ってたんですけどね、サマバレ!大変なものが世に放たれましたね!
ここらで一丁、聴いた感想というか妄想というか、つらつらと書き記しておこうと思います。
率直な感想としては、最高~ありがとう世界~~という気持ちです!
サマバレと鳳宍の親和性がすごすぎてド肝抜かれました。
以下、歌詞の一部のみを引用しておりますが、歌詞カードのセンテンスごとに感想を述べている形です。思いのままに書きましたので乱文あしからず。
”Thank you for ~”
曲始まりのしっとりとした歌い出し。二人の声が重なる部分。
この時点で「甘すぎじゃろがい」とにやにやしてしまいました。
何度か聞き直して感じたんですが、ここのフレーズはこの後の歌い方と比べて随分静かに歌い出すなぁ~と…
そして一つの結論に至ったのですが、それは後述することにします。
”キミがくれた~”
宍戸さんが歌うこのパート、長太郎の気持ちを受け止めて、尊重して、自分の気持ちを返したいという決意を感じますね。
そう、この日の宍戸さんは違うのです。照れるけど、恥ずかしいけど、言葉にして伝えるのです!
”溢れるほどの強さ優しさ~”
まさに宍戸さんの背中を追ってきた長太郎の心境を綴ったような歌詞……「うそぉ……」と声が出てしまいます。
長太郎も宍戸さんに「大好き!」って伝える勇気が欲しかったのかな。
ひまわりと夏の太陽に「勇気与えて」っておねがいするのも長太郎らしいなって思います。
”ねぇ みんなで盛り上がろう~”
サビはもう……長太郎の「いくよ……大好き!」が可愛すぎて最高ですね。
ソロの「大好き」は長太郎パートが続くのですが、後半になるにつれて「大好きぃ!!」って気持ちしまえなくなっていくのたまらないですね。
チョコもハートもどろどろに溶けるってもんです。
あと、「他人と同じように2月にバレンタイン贈るのもいいけど」って宍戸さんが歌っている点に腐女子魂が邪推してしまいます。
長太郎って氷帝学園でモテる方だと思うんでバレンタインにはチョコレートいっぱいもらうと思うんですよね。誕生日という相乗効果もあってそりゃあもういっぱいチョコレートもらうんじゃないかと。
宍戸さんはそのことを知っているだろうから、このフレーズからは可愛らしい嫉妬心もちょっぴり感じ取れて良いですね。
「他人」とは違うんだぞっていうスペシャルななにかを長太郎に贈りたいんじゃないかなぁ。
”キミが見てた 帰り道の カルガモの行列の~”
このパートはもう宍戸さんで大正解ですね。
容易に状景を思い浮かべられます。
長太郎が見ているカルガモの行列の最後尾の子カルガモが転んだら、長太郎はハラハラするだろうし、そんな長太郎を見て宍戸さんの胸もきゅんとしてしまうんじゃないかな。
長太郎を愛しいと思うあまり、カルガモのことも愛しく思える……まぎれもない、恋なんじゃないかな……
そしてここの間奏で突然始まる鳳宍の会話……!
宍戸さん……どうして突然長太郎の夢を聞きたくなったの……?
相手に何かを聞きたいとき、それは自分が聞いて欲しいときって相場が決まってるんじゃないですか……?
つまり宍戸さんは宍戸さんの夢を長太郎に聞いて欲しかった?
わからない……わからないけれど、長太郎が「大切な人たちが幸せになることです」と答えたときの宍戸さんの反応。
一瞬ふっと笑ったでしょう……!なにかを胸に仕舞ったでしょう!?
「いい夢だな」でも「叶うといいな」でもなく、「おまえらしいな」ってどういうことなんですか?
欲しかった答えじゃなかったのでは?もしかして宍戸さん、長太郎にカマかけた?
たとえば、長太郎に「俺の夢は宍戸さんとずっと一緒にいることです」なんてことを言ってほしかったのでは?
甘酸っぱい……なんだよもう……お互いに好かれてることを薄々自覚してる段階の両片思いじゃん……
ラズベリージュレ入りチョコレートかぁ……
”いつもそばにいてくれるだけで 何でも叶えられる様な気がしてた~”
長太郎のソロパート。
そうだね、側に居てくれるだけで強くなれる二人だったね。
でもそれだけじゃ満足できなくなったんだよね。
ここでも長太郎はプールに映る月に願うというロマンチストっぷり。
恋に恋してると思われても否めないところがありますね。
でもそういうところも長太郎らしいなって思います。
恋のおまじないとか信じそう。
もしかして、夜のプールに映った月に願い事をすれば叶うっていうジンクスがあったりするのかな?
宍戸さんに気持ちが届きますようにって願ったりしたのかな。
そうだったら可愛いなぁ~~
”そう 満天の星空 キミとドキドキ見上げたあの日 そっと気持ちしまえはしないだろう”
二回目のサビです。
へぇ~満天の星空を並んで見上げた日があったんだね。
あるな。鳳宍は何度も見上げてるだろうな。特訓や自主練で夜までテニスしてますもんね。
そのときには気持ちを自覚していたってことなのかな。
そうだね。自覚してしまったら、そっと気持ちをしまう事なんてできなくなっちゃうよね。
”右へ倣えの人生にBye Bye 自分らしく行こう~”
ここ!鳳宍二人で一緒に歌ってるじゃないですか!
やっぱりお互いに自覚してる!好きだという気持ちも、相手に好かれていることも、どっちも自覚している!
そう、笑っていればハッピーは訪れるのです。
鳳宍には笑って恋を謳歌してほしい。
どんなことがあってもハッピーを求めて二人で歩んでいってほしい。
さて、やって参りました二度目の会話パート。
おやおや?長太郎もなにやら決意をこめたような聞き方してません?
もしかして長太郎も宍戸さんの夢に自分の存在が関わっていたらいいなって思った?
でもさ~~~ほら~~~長太郎が「大切な人”たち”が」とかいうから宍戸さんてば夢を秘密にしちゃったじゃん!!
……いや、ちょっとまって、宍戸さんなにか吹っ切れてない?
だから茶化すように「秘密だ!」って言った?
楽しそうに「長太郎!」って呼びかけて、長太郎が「……はぁい」って不遜に答えてるのに全く気に留めることなく発した言葉が「ありがとよ!」なの、なに!?!?!
長太郎もびっくりしますわ!夢の話をしていたのに突然感謝されるなんて、それこそ夢にも思わないもの!
私にはここの会話の状景もまぶたの裏に浮かびましたよ。
多分二人で歩いてるときの会話なんじゃないかな。ひまわり畑を歩いている時かもしれない。「ありがとよ!」と言った後、ちょっと照れて長太郎より先を歩く宍戸さん。その背中に向かって「ど、どうしたんですか、急に」と戸惑いの言葉を投げかける長太郎。そして、面食らっている長太郎を楽しそうに振り返って、太陽の光をいっぱいに浴びながら満面の笑みで宍戸さんは言うのです。
「ははは! なんでもねぇよ!」
……
はじめて聞いたとき、真夜中にも関わらず「なに!?!?!?!」と叫んでしまいました。(防音完備の部屋なのでお気遣いなく)
宍戸さんの「ありがとよ!」に、鳳宍が歩んできた歴史のすべてが詰まっているような気がします。
そして、あぁ、宍戸さんは心に決めた。
探り合うような時間はおしまいだ。
はっきりと、しっかりと、長太郎に気持ちを伝えることを決めたんだ。
そして長太郎にもその決意が伝わったのではないだろうか。
”キミがくれた この想いを 大切にしたいから~”
だから長太郎がこの歌詞を歌う。
そう、初めは宍戸さんがこの歌詞を歌っていた。
けれど宍戸さんの決意を感じたから、長太郎も同じように「この日のボクは違う」と心に決める。
”星空にデカイ花火 もう迷わないキミが好き”
やった~~~~~!!!!
もう決意した宍戸さんなので迷わない!
力強く「キミが好き!」と言える!
え~~~ん!宍戸さんかっこいいよ~~~~!!!
歌がうまいよ~~~~~!!!!
デカい花火が夜空に炸裂した~~~~!!!!
大玉もナイアガラもスターマインも協賛させてください!!!!!
”ねぇ どんなに強がっても
一人じゃ出来ない事もある
そう 悩んでいるだけじゃ 何も始まらないから”
ここの鳳宍割り振りブラボーですね。
行動したからダブルスになれたし、絆が強まった。
” 他人(ひと)と同じ様に 3月にホワイトデーやるのもいいけど”
宍戸さんてばまだ「他人」を気にしてる?
いえいえ、ホワイトデーのお返しをどうするか考えられるのはバレンタインデーにチョコをもらった者のみなのですよ。
つまり宍戸さんはバレンタインデーに長太郎にもらってますねこれは。
それでいて他とは違うホワイトデーにしたいと思っている。
宍戸さんにとって長太郎は唯一無二スペシャルな存在ってことなんでしょう。
”夏とキミがボクを溶かすから”
溶かすのはチョコでもハートでもない。
キミがいる夏がボクを溶かす。
そう言いたいんでしょうか……長太郎メロメロじゃん……
”ねぇ みんなで盛り上がろう この日H♡S♡V”
ついにきました!二人で歌うサビ!
「大好き!」と声を合わせる二人。
おめでと~~~~!!言えたね~~~~!!!!
ひまわり畑の真ん中で、向かい合って手を繋いで、せーので思いを告げた二人の姿が思い浮かびます。
”空に伸びるこのヒマワリのように 咲き誇る勇気の花になろう キミと共に”
勇気と勇気に想い合う気持ちをのせて、二人はようやく告げられたのですね。
よかったね長太郎。ひまわりが背中を押してくれたね。
”さぁ 声高らかに ほらね・・・「大好き!!」”
宍戸さんてば、嬉しくなって煽ってる?
気持ちしまえなくなった長太郎だから「大好きぃぃ!!!」ってはしゃいじゃった!
鳳宍かわいい……ハッピー……
”キミがくれた この想いを 大切にしたいから 夏にしかない 未来へ渡る 架け橋共に歩こう”
しっとりとしたフレーズで曲もおしまいです。
いや~素晴らしい世界観でしたね。
二人が気持ちを伝えるストーリー。
なんて健全で、爽やかで、くったくなく、「好き」という感情をまっすぐに伝える歌なのだろう。
恋ってすごいなぁ。ひまわりも花火も満開になって鳳宍を祝福しているかのよう。
さて、冒頭で後述しますともったいぶっていた件。
聴き始めた当初は特になにも感じず、落ち着いた雰囲気で始まって閉める曲の作りなんだなぁと思っていました。
しかし、何度も聴くうちに、このパートだけ時系列が違うのではないだろうかと感じるようになってきたのです。
一番初めと一番最後のパートだけ、未来(大人鳳宍)軸で歌っているのではないだろうか。
つまり、初めて告白をした過去の夏のことを思い起こした二人が、「架け橋」をともに歩こうとしているときに歌っている曲なのではないか。
はっきり言います。
これ、結婚式直前スタンバイしているときに二人で思い出話している歌じゃない???
あの夏にくれた想いを大切に育てて永遠を誓おうとしている二人が、ひまわり畑での思い出を振り返っているんじゃないの???
「そういえば、宍戸さんの夢ってなんだったんですか?」
「あ?」
「秘密だ~なんて言って教えてくれなかったじゃないですか」
「あ~……そうだったっけ?」
「もう、はぐらかさないでくださいよ」
「はは、わるい。でも、もう叶っちまった」
「え?」
みたいな会話をしながら招待客が待つ教会に向かう鳳宍を妄想するなどしております。
以上、妄想と妄言に溢れたサマバレ感想文でした。Twitterでもまだまだサマバレ妄想呟いちゃいそう。
は~~~最高ですね……感謝……
素敵な夏だな~~~~!!!!!!!!!!!